トレーニングの目的と前提条件。

「おはようございます!」

 

元氣なフィギュアスケーターのHくん。

 

昨日に引き続きのトレーニングだったので今日は疲労が残っていましたね。

 

「疲労が溜まっているといかに力が発揮できないか。」

 

それを体験してもらうために今日はあえて昨日同様の設定で数値を目で見える状態にしての「高強度トレーニング」をメニューの一部に組み込んでおきました。(普通は高強度トレーニングを2日続けることはありません。ごめんね。)

 

「全く力が出ない・・・」

 

という言葉が漏れていましたが、それが体験としてわかってもらえれば十分です。

 

トレーニングは目的に応じて様々な負荷のかけ方をして身体の適応を促していきます、「高強度の負荷」をかけ、高強度の筋出力を求めているトレーニングをする際に「疲労が邪魔をして高強度の筋出力が出来ない。」という状況はそもそもそのトレーニングの前提条件を満たしていません。つまりそのトレーニングで得られるトレーニング効果も狙いとは違ったものになってしまう可能性が高いのです。

 

トレーニングをしている自分の姿に満足している選手ならそれでも構いません。

 

しかし、トレーニングに目的がある選手であればその目的を達成するためにトレーニングの前提条件を自分自身が満たしているかを自分で把握しておくということも必要です。

 

昨日も高強度の筋出力とバランス調整能力の必要なトレーニングをあえてやってもらいましたが、身体がグラグラしてバランスが取れませんでしたね。

 

あのトレーニングで何を学んでほしかったかというと、「現状ではこのトレーニングをするための前提条件が整っていないですよ。」ということをわかってほしかったのです。トレーニングで怪我をしてしまっては何にもならないですからね。

 

それではどうしたらよいかという話で「地味だけどまずは土台の筋力をつけていこう!」ということになりましたね。基礎体力をつけるトレーニングは本当に地味でコツコツ地道な努力を積み重ねるしかありません。

 

今の自分に何が出来て、何が出来ないのか。

 

それを客観的に把握して一歩一歩を着実に積み重ねていく。

 

好きな競技で、達成したい目標があるからそれが可能になるのですね。頑張れ!(^_-)-☆

 

 

アスリートは負けず嫌いな選手が多く、やる氣がある選手であればあるほど自分を苛め抜く精神力を持ち合わせている場合が多いため「オーバートレーニング」に対する配慮は絶対に欠かせません。

 

トレーニングをしたくない選手はさせる必要はないし、ほっておけばいい。

 

トレーニングをしたい選手を休ませることがいかに大変か。

 

トレーニングの目的を選手と共有し、前提条件が整っていなければメニューの変更や休養を要請する。その根拠を提示するためにトレーニング理論のジュニア世代からの教育は必須です。

 

知ってする努力と知らずにする努力。

 

知ってから努力する選手はゴールを真っすぐ目指します。

 

知らずに努力する選手はいきなり逆走したりします。見ていてビックリ…(^-^;

 

脚を引きずりながら「大丈夫です!やれます!」という選手たちなのです。(^-^;

 

身体の仕組みを学びながらレベルを上げていきましょう!(^_^)v