「トレーナー」と「ちはやふる」。

「ちはやふる」

 

現在上映されている「競技かるた」を題材にした青春ストーリー。

 

この映画が上映されている「今」このタイミングで現役競技かるた選手に出合いました。

 

競技かるたについての競技力向上についていくつか質問をいただき、

 

「イメージですが…」と前置きしたうえでそれについて返答させていただいたのですが、

 

自分自身がやったことのない競技についてイメージで返答しても良いものか…?

 

 

いや、いかん!

 

 

ということで急遽映画館へ。

 

「競技かるたとは何ぞや?」を確認しに行ってきました。(^-^;

 

小倉百人一首の暗記という記憶力を土台として、視覚・聴覚を研ぎ澄ませた集中力を必要とする競技だという印象です。

 

そして基本姿勢をとる際に、思った以上に体幹の筋力・安定性を求められる競技であることがわかりました。

 

獲物をねらうネコ科の動物のような体の使い方が求められています。

 

映画の中に練習風景が描かれていましたが、瞬発系の動作の繰り返し。

 

主動作筋と拮抗筋が微妙な時間差で瞬間的に強い筋収縮を要求され、それを何度も繰り返す。

 

おそらくこの練習を繰り返した後は筋肉に「収縮せよ!」という信号が強く送られやすい状態になっているため、練習後のストレッチなどのケアを怠ると関節可動域が減少し、そういったことが続けば、それが原因で守備範囲が狭くなってしまう原因となるでしょう。

 

コンディショニングの観点からすると「いかに素早く動けるか」という能力を向上させるためのトレーニングを導入する以上に「反復練習での関節可動域の減少に注意する」という視点が重視されるべきではないかと感じました。

 

 

いかに反射的に動けるか。

 

 

というのが競技の勝敗を分ける最大のポイントであると考えられるため、競技力向上にはジムでのウエイトトレーニングよりは、高い集中力で行う反復訓練が最も重要であると考えられます。

 

かるたを弾き飛ばす際に「肩関節」主導で取りに行ってしまう癖のある選手は体幹の筋肉の使い方を意識するとおそらく動きやすくなるだろうな…。内・外腹斜筋、特に「内腹斜筋」の動作が意識できれば身体全体として瞬間的に生み出すことが出来るエネルギーは「肩関節」主導の時に比べると格段に上昇するはずです。おそらく指先は「中心部で生み出されたエネルギーが遠心力で遠くへ走っているだけ」というような状態であるはずです。

 

 

この動作を研究しているときに自分自身の内腹斜筋が弱いことに気がつきました。(-_-;)

 

 

競技をするための畳を雑巾で拭くという動作さえも「肩のインナーマッスルのトレーニングをしているのか…。全国優勝を狙う選手は流石だ…。」と見えてしまう。

 

 

以上、職業病的映画鑑賞レポートでした。(^_^)v

 

 

 

登場人物の「心」が伝わるとてもよい映画でした。