「痺れが取れて指がだんだんと曲がるようになってきたわ!」自分の身体を信じてあげてよかったですね!自分の身体を自分が心から信じられるかどうか。これが大切な時代になっています。自分の身体を心から信じてくれる身近な人がいるのは心強いですね。そのエネルギーは必ず共鳴しますから。

「痛い、痛い、痛い、痛い・・・」当初は泣くほどの痛みを抱えて来院されていましたね。他の患者さんが「氣の毒ねぇ・・・。ものすごく痛そうじゃわ・・・」と心配されるほどでしたが、やはり「やればできる」ですね。90代という年齢を考えると一般的には「回復は難しいかなぁ・・・」という意見の方が多数決をしたならば圧倒的に優勢だったように思います。でも、他人のいう多数決の結果なんて結局個人の健康に関しては参考程度。結果を保証するものではありません。やるか、やらないか。自分で治す。自分で決める。そのための手段を徹底的に調べる。そして行動する。そして結果を受け入れる。結局、それしかないのです。

 

周りの意見に流されて多数派の「良い」という行動に流されて行動したとしても、その「良い」の根拠が曖昧で、結果として命に関わる重大な障害を本人が負うようになってしまったという例は枚挙に遑がありません。もちろん多数側であった周りの他人は助けてくれません。みんな調子が悪くなるのだから当然ですよね。

 

この場合は赤信号をみんなで渡ってトラックに轢かれて全滅している感じですね。みんなで渡ると怖くないのかもしれませんが(この時点で思考停止、幼稚園児以下ですね。)、トラックが来たらちゃんと轢かれます。轢かれないための赤信号ですから。トラックは青信号の交差点に進入しただけ。赤信号を無視して道路を横断していた者が轢かれるのは当たり前です。「赤信号」を自分で見極める能力。そして「周りの意見」は常に正しいものではなく、自分の感覚を大切にする事が大切である場合がある。「どう見ても赤信号だから渡らない方がいいよね。」と言えるだけの知識を持つ事です。このことだけは認識しておく必要があると思います。轢かれたら全て「自己責任」ですからね。多数派が悪いと言っているのではなく、「自分で決める事」が大切ですよという事です。自分で決めるためには判断材料が必要で、その材料をあなたはどこから仕入れていますかという事です。勝手に耳に入ってくる情報ですか。自分で動いて取ってきた情報ですか。

 

最終的に結果を受け入れるのは自分。結局それがわかっていればいいという事です。