骨折しました!手術入院して歩けなくなってました!でもちゃんと復活しました!95歳です!

本当にこの方は凄いです。

 

先日、転倒して右手首の骨折という重傷を負い、手術のために数日間入院されました。そして2日前にご家族が退院のご報告と「入院してたらやっぱり筋力が落ちて、椅子から自分で立ち上がれなくなってしまいました。また筋力アップをお願いします。」ということでご来院いただき、早速状態を確認させていただいた後、全身の調整とパーソナルトレーニングを再開させていただくこととなりました。

 

そして本日、退院後2回目のご来院です。ご家族の方が、「大分歩けるようになってきました。」と一緒に来院されました。

 

足取りは入院前と比べるとまだ不安定ですが、前回(2日前)出来なかった椅子から立ち上がる動作はかなりできるようになっていました。素晴らしい。もう感動です。

 

やはり、定期的にハードトレーニングをされているので、「回復力」そのものが向上しているということを感じずにはいられないほどの変化に私も驚いております。

 

数日間の短期入院という不活動で低下した筋力は、適度な負荷のトレーニングをすれば容易に戻る。負荷のかけ方が非常に重要である。「歳だから・・・」と回復を諦めるのはナンセンス極まりない。

 

95歳の方のパーソナルトレーニングというのは、私も人生において初めてであり、状態を確認しながら「無理させず、甘やかさず」の体力レベルギリギリのラインのトレーニングを継続させていただいておりましたが、この年代の方でも例外ではなく「日頃から鍛えていれば、一時的に低下した筋力は適切な負荷のトレーニングをすることで十分に回復可能である」という事が目の前で証明された形となりました。

 

転倒などによる不慮の事故。これはどうしても避けられない側面があります。

 

しかし、日頃からの適切なトレーニングによる体力強化により「回復力」自体を向上させておけば、怪我による入院などで一時的に体力が低下しても比較的速やかに回復していく。95歳でも。

 

「私は歳だから・・・」という言葉を心の底から嫌っている院長の私に勇氣を与えて下さいました。心から感謝いたします。

 

自分の可能性に挑戦する。この姿勢に敬意を表します。

 

「私はこうなりたい!」

 

この氣持ちに年齢など関係ありません。なりたいならばなればいいんです。