日々、体軸づくり(広背筋・前鋸筋を刺激する)

本日の一言です。

 

「先生、やっぱり脇の下や胸の下のあたりがスッキリしてきたわ!」

 

素晴らしいですね。目的だったライン作りが順調に進んでいる証拠です。今日は「このラインのスッキリ」について少しだけお話しさせていただきます。

 

まずこの図を見て下さい。これは背中の筋肉である「広背筋」という筋肉です。名前の通り「広い背中の筋肉」。そのまんまですね。解剖学書を読んでみるとわかるのですが筋肉の名前って結構単純につけられています。例えば「大きな胸の筋肉」→「大胸筋」。すごく単純!「大きな臀部の筋肉」→「大臀筋」。これも単純!・・・脱線しそうなのでこの辺で。

 

さて、この「広背筋」。背中の筋肉であるというイメージが強い筋肉ですが、前から見ても「見た目」にかなり影響しているということを理解して頂きたくて、あえて前から見た画像を掲載させて頂きました。

 

よく見て下さいね。身体を包み込むように骨盤部分と上腕部をつないでいます(背骨も繋がっています)。「体軸づくり」では自然とこの筋肉に刺激が入るようにメニューが構成されているためこの筋肉の機能が効率よく鍛えられるようになっています。

 

骨盤部分からスタートしている筋肉であることはこの図を見れば一目瞭然。ということはこの筋肉の異常は即腰痛と関連しているということです。脇の下をちょっと刺激すると腰痛が取れてしまうことがありますよね。これは身体のこのような構造によります。

 

この筋肉の使い方。この筋肉にある程度強い負荷をかけて大きく動かして使うことは意外と少ないように感じます。「懸垂」…しませんね。「バレーボールのアタック」…しません。

 

でも使っていない訳ではなくて、例えば料理をするとき包丁を使いますよね。その時のフォームを思い出してみると、脇を閉めていますよね。この「脇を閉める」ような動作をする時に使われているのがこの「広背筋」です。

 

日常生活では脇は圧倒的に閉まっていることが多い。開くことが出来るのに開いた状態で負荷をかけていないということは筋肉の機能を十分に使っていないということです。

 

その「広背筋」が持っている本来の機能を刺激してあげれば「ラインのスッキリ」が出てくる訳です。「体軸づくり」の目的は単なる筋肉の肥大ではありませんから下半身の動作と連動した「広背筋」の動きを引き出すことで自然な動作の中で筋肉が刺激されることになり、自然と身体のラインがスッキリしてくるということです。

 

肩関節の可動域が狭くてもちゃんと安全に刺激が入るようなメニュー構成になっているので安心です。

 

剣道の剣士。そして昔の武士。竹刀や真剣を振る動作。これに広背筋の影響は大きいですよ。日々鍛錬されている剣士の皆さんの「広背筋」は半端ではないですよ。日本人の感じる美しい姿勢に「広背筋」の鍛錬は欠かせません。

 

 あ・・・「前鋸筋」の説明するのを忘れていました。これも広背筋のようにメジャーではないかもしれませんが、体軸づくりには非常に重要な筋肉です。ちなみに「身体の前側にあるノコギリ(鋸)のような筋肉」→「前鋸筋」です。単純でしょ。「前鋸筋」があるということは「後鋸筋」もあるのです。あ〜単純。続きはまた今度。