本日の一言です。
「先生、最近首の周りが全然痛くならないんよ。いっつも痛かったのに。」
60代女性のお言葉です。本当に素晴らしい。午前中に80代のお母さんを施術に連れてこられた際に「めちゃくちゃスリムになりましたね。」と思わず言ってしまったくらいの身体の変化を遂げていらっしゃる方です。
いつもゆとりのあるトレーニングウエア姿しか見ていないため、ジーンズ姿を見ると身体のラインが引き締まったのが一目瞭然。思わず感嘆の声が漏れてしまいました。素晴らしいです。
さて、今回はこの方の身体のラインの話ではなく、「慢性的な頸部痛の改善」。これです。
上の解剖図を見ていただくとお分かりになると思いますが、頚部にはものすごく多くの筋肉がついています。これでもまだほんの一部ですよ。それぞれがそれぞれの役割を果たし、頚部の複雑な動きを作っているのです。
これらの筋肉が日常生活で過剰に使用されたり、極端に使用されなかったり、バランスを崩してしまうことが多くの頸部痛の原因です。腰部など他の部位でも同じことは言えますね。
では、これらの筋肉をそれぞれ鍛えていけば改善するのか?
・・・これらの筋肉一つ人つを単品で鍛えていくような方法もない訳ではありませんが、「・・・意味ないじゃん。」という話なのです。
なぜなら適切なタイミングで適切な筋肉が縮んだり緩んだり、このバランスが大切な訳です。これが乱れるから調子がおかしくなる訳ですよね。
「どういう状態が適切なのか」
これがわかっていないから適切な状態が作れない。
それならば、「適切な状態になるようなトレーニング」をすればいい。それだけです。
それを繰り返していれば症状が改善していくというのは当たり前の流れです。
「体軸づくり」では筋肉を単品で使用するような運動はありません。
なぜならば、筋肉を単品で使う動作など日常生活ではほとんどないからです。
日常生活で必要なのは「滑らかな動作」や「痛みのないバランスのいい身体」であるはず。このような身体や動作が獲得できれば「美しさ」は自然と身につきます。「美しさ」の捉え方は人それぞれですが、当院の求める美しさは「機能美」に近いですね。
定期的に身体に適切な刺激を入れていくことで進化していく方々を指導させていただくのは、私の楽しみです。