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日々、体軸づくり(仙骨を立てる、丹田、肚をつくる)

本日、教育現場で今までには無かった動きが山口県で起こっているというニュースを見て「素晴らしい!」と思ったと同時に、「詰んだのか?」という複雑な思いに包まれてしまいました。

 

山口県の中学校で「子供の腰に悪いから、脱・体育座りの取り組みがなされている」というものです。

 

体育座りの人体への悪影響はず〜っと以前から言われ続けておりました。当院でもずいぶん前から来院される方々には訴え続けていることです。なぜか?身体に悪いから。私も絶対にしません。「腰に悪い」どころの話ではないのです。

 

体育座りには悪しき別名が存在します。これはここでは申しません。ご自身で調べてみてください。これを調べれば必ず歴史的な背景にぶつかります。そうすると、このニュースがこのタイミングで、山口県から発信されるということにちょっと引っかかる部分が出てきますね。

 

まあ、それはそれとして、体育座りがなぜ悪いのか?

 

ズバリ、仙骨が立たないのです。そうすると丹田と言われる部分にも力が入らず、背骨がグラグラの状態になります。この座り方を日常的に行っていると身体が弱体化するのは当たり前。

 

怖い話をします。やらないで下さいね。本当に罪ですよ。

 

もし、弱体化させたい人や命令を聞かせたい人がいれば積極的に体育座りをさせて下さい。確実に弱ります。肉体的にも、精神的にも。これは確実です。スポーツパフォーマンスを向上させたいアスリートで、「体育座り」をする習慣がある人がいたら即座にやめて下さい。才能が潰れますよ。ちゃんとしたトレーナーのもとでトレーニングを積んでいる選手なら当然ご存知の内容ですね。当たり前です。

 

本当に才能がないのか、才能が開花しない習慣を身につけさせられているのか。ジュニアアスリートは特に注意すべき問題です。

 

日本には「正座」という姿勢がありますね。文字は素晴らしい。「正しい姿勢」。そのまんまです。他民族と比して決して大柄ではない日本人の尋常ならざる力の発揮の大元はこの姿勢にあります。この「正座」の時の仙骨の位置。これがいかに日本人の身体の軸を作ることに寄与してきたか。丹田や肚の形成にどれだけ寄与してきたか。その恩恵は計り知れません。そして、正座のない日常で日本人の身体と精神がどれだけ弱体化してきたか。◯▲∋×〜●□※(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾…いろいろありますね。

 

現在多くの学校教育の現場で「体育座り」が推奨されています。なぜでしょう?

・・・これは「体軸づくり」の記事なのでここまでしか書きませんが、興味があれば考えてみて下さいね。面白い事実に突き当たります。ショックを受ける方もいるでしょうね。

 

こういう時こそ使う言葉が「無知は罪である」という言葉です。

 

将来ある子供の才能開花を「無知か、意図的か」に関わらず、阻害してきた悪習が山口県の教育現場から消えようとしている。ニュースとしては大変喜ばしいニュースでした。

 

以下に記事の掲載されているサイトのURLを貼っておきますね。

 

 

https://mainichi.jp/articles/20210914/k00/00m/040/111000c 

 

体育座り。いまだに習慣になっている方はすぐにやめましょう。体調が崩れる原因にもなりますよ。

 

当院の「体軸づくり」は「丹田」に嫌でも意識がいくトレーニングです。姿勢が改善するのは当たり前なのです。そこが弱っているから姿勢が崩れているのですから。日本古来の身体の使い方の基礎の部分を刺激するのですから。

 

小学校6年間、中学校3年間、長い人は高校でも3年間。現代の日本人は体育座りに汚染されて育っているのです。大切なのはこの悪習で身についた身体の使い方からの解放です。心と身体は密接につながっている。その身体を蝕む悪習を他人に植え付ける事は大きな罪ですよ。やってはいけません。