メビウスサーチ(M S)とイメージムーブ(I M)を考える。「メビウスサーチと水」

◯メビウスサーチと水

 

我々の身体の構成要素において「水」が最重要である。これは誰もが認めるところでしょう。この「水」については様々な文献が出版されていますが、一般的に分かりやすいのは「水からの伝言:江本勝著」という書籍でしょう。これは「ありがとう」とか「感謝」とか聞いていて心地の良い響きを持つ言葉に影響を受けた水の結晶はなんとも言えない美しさを持っているにも関わらず、「疲れた」というような聞いていて心地の良くない響きを持つ言葉に影響を受けた水の結晶はどこか歪んだものになっているという実例がたくさん収められた写真集です。「水」というのはまだまだ人類が「知っている」というレベルの物質ではなく「未知」の要素を多分に含んでいます。しかしこの、言葉による影響により結晶の形が変わるという現象を引き起こす物質を我々は身体の主要構成成分としている以上、この部分に対する考察は施術をする側の人間としては避けて通れません。当院は「言葉」や「文字」を大変重視しております。(看板の「氣」という文字にも大いなる意味があるのです。これについてはまた後日お伝えさせていただきます。)

 

さて、日頃我々は日常生活において様々な感情を経験しながら生きています。この感情を言葉として声で発したり、文字にして書いたり、心の中で思ったり。それぞれ表現のされ方は違っても感情という「波動」とともに生きています。その波動は水を主体とした我々の肉体に影響を与える。自分がどのような感情を持っているかということが直接肉体に影響を及ぼすという事実。ここを考察した際に閃いたのが、

 

「患者さんの感情を紐解けば、施術方法は自ずと決まってくる。」

 

というものです。「感情は「言葉」となり(ならなくてもよい)波動として「水」の肉体に伝播している。その肉体に広がった波動は空間にある「水蒸気」という「水」にも当然伝播するはずである。そうであるならば、その「水」の波動を受け取れる状態に施術者自身の肉体の「水」を変化させれば、それが受け取れるのではないか。」と。

 

「自然治癒が患者さんの中で起こる反応であれば、『本来の自分の身体』を知っているのは患者さん自身(の細胞)である以上、そこに答えを聞いてしまう。それがもし出来るなら最高だ。」

 

そのような意識を持ち、患者さんと対峙する事を繰り返しているうちに現在の施術方法が確立されてきました。名称の「メビウスサーチ」は瞑想法から得たものですが、この瞑想法に出会ったタイミングは丁度「水」の研究が深まってきつつあるタイミングであったため、M Sは「必然」として生まれたものであると今では思えています。常に発展途上。仮説通りに現実が起こっているのかどうかもまだまだわかりません。これからもどんな進化をするかわかりません。宇宙が未知である以上、それも必然の変化しか起こりません。M Sはご理解いただける多くの方々のおかげで進化を続ける技術ですね。日々、感謝しかありません。

 

ちなみに当院に「治す」という概念はありません。わかりやすいからそのような言葉を使うことがありますが、正確には「元に戻す」・・・というよりは「元に戻るのを助ける」という只々限定的なことしか行えません。「元に戻す」が出来るなら全員元に戻らなければおかしいですからね。「愛を持って助ける」。その方法のバリエーションは多いと言えるでしょうね。