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日々、遠隔づくし(右の背中の盛り上がり、帰宅後感動のお電話)

右の背中がずっと以前から緊張して盛り上がってる。これはどうにかならないですか?早速、M Sをかけると「全身波動施術」。右足の裏から施術をしていた際に「ビクっ、ビクっ」と脚や骨盤、体幹が大きく動き始めました。「先生、身体が勝手に動くんですけど、何ですか、これ?止まらないんですけど…」。わざとじゃないんですか?とお聞きしたら「止めようとしても止まらないの。じっとしていたいのに。恥ずかしいわ。」とのこと。それほど驚くことでもないですが、説明が難しい。波動が共鳴する際にこのようなことは大なり小なり起こりうる現象で、本来の自分の状態に身体が戻っていく際に多発する現象です。奇跡的なビフォーアフターの際には必ずと言っていいほど発生しています。お伝えするのが難しいので過去の実例はここでは書きません。この自動運動もよくよく観察してみると、患者さんの既往歴に深く関連した筋肉が主導している動作であることが明らかであったため、「しばらく身体がなすがままに動き続けてください。」とお伝えして、身体が動くままに動いていただいていました。「宇宙」とか「波動」とか不思議な単語を連発しながら会話しながら。頃合いを見て、ベッドから起きて歩いていただくと、姿勢がスッと軸が一本通ったような感じになっていて、「首が伸びたような感じですね。」と見たままの感想をお伝えすると「本当ね。首回りがスッキリしてるわ。」とのこと。右の背中の盛り上がりは若干軽減したものの、左と比べるとまだ盛り上がりが氣になる状態でしたが、時間がきたのでひとまず終了。

 

午後、帰宅後のこの方からお電話をいただきました。

 

 

 

「先生、右の背中の盛り上がりがどんどん無くなってきてるの。凄いわ。左と全く同じとは言えないけれど、もうほとんど氣にならないくらいになってるわよ。これはお伝えしないとと思ってお電話差し上げました。」

 

本当にありがたいお言葉です。続けて、

 

「先生のおっしゃられた言葉で、『自分の身体が自分の身体の治し方を知っている。施術者には治すことはできない。』。これに感動しました。」

 

こんなお言葉までいただき、本当にありがたい。思わず、「ブログに書きます!」出ちゃいました。

 

 

 

「波動の共鳴を利用した施術法でよく患者さんから言われるのが、家に帰ってからもだんだん回復してきているのがわかる。夕ご飯を作ってる時くらいにすごく調子が良くなる。」というもの。おそらく「自然治癒力」が為せる技なんでしょうね。施術を受けられた方の回復力の賜物です。私にできるのはキッカケづくり。ただそれだけです。

 

「治そうとも思ってません。」

 

これを今日の会話でお伝えしたら、「面白いことを言うわね!施術をするのに治そうと思わないの?」とお返事を頂いたので「治そう。」と思って施術する時よりも「何にも考えずに」施術をした方が波動を共鳴させる際には変化が起こりやすい。これは多くの臨床経験での自分なりの真実なので「治そう。」という感情は持たないようにしています。「治そう。」という感情に乗っている「我」の波動。これは邪魔ですね。「今」が「只ある」。それだけ。これもお伝えしました。

 

「なんかわかる氣がする。」

 

この一言をいただいた時に、大体わかりました。なぜここまで明確に共鳴したのか。

 

「痛いの痛いの飛んで行け。」

 

こんな言葉がありますが、母が子に対して発する時のように、目の前の相手を思いこの言葉を発する時の心の波動。

 

この言葉が廃れることなく現在にも残っているという事実が、我々に何かを教えてくれているような氣がするのです。実際に飛んで行ったという事実がなければ、絶対に残らない言葉だと思いませんか?今、私が行っているのはそういった部分に対する探求ですね。こんな一般常識からかけ離れた事を行っている院長のもとに通ってこられる方々に心から感謝です。

 

世界的な物理学者の中で「般若心経」が世の中の森羅万象を表しているということで研究されているということはよく耳にします。それを証明するための装置を開発するのに時間がかかりすぎるというだけで、データよりも前に存在するものがある。それを感じる感性を失ってはならないと思うのです。