· 

日々、遠隔づくし(足首の踏み込んだ際の可動域を出して欲しい)

両脚とも痛いというか、重いというか…そんな感じです。試合が近いのでお願いします。とのこと。一通りM Sをかけていきながら両脚の症状については「大丈夫です!」というところまで改善。学生選手は早いですね。素直さが素晴らしいから施術がパッパッという感じです。「I M」の提示も多く、実際にちゃんと期待通りの変化が出続けたので、「痛いところだけでなく競技のフォームや競技中に氣になることがあれば言って下さいね。」とお伝えさせていただきました。そして今、

 

◯社会人野球の選手が来院された時に少し時間をいただいてM Sの意識面での適用範囲を測らせていただく実験施術を何度もさせていただいていること

 

◯その実験とは理想のフォームをイメージしてもらいながらM Sをかけていくと、そのフォーム完成に必要なポイントをM Sが導き出してくれる可能性があるという仮説検証であること

 

◯そしてその仮説は今のところ正しいと思える事実が積み重なっていること

 

これらの事をこの学生選手に伝えさせていただくと「ジャンプの着地の際の右足首の可動域がもう少し欲しい」という要望をお聞きすることが出来たので、選手のそのイメージに対してM Sをかけると提示されたポイントは「I M:左ヒラメ筋(強化)」だったので、その通りのI Mを行い、その後動作の確認をしていただいたところ「すごっ!楽です。」ということになりました。傍目に見ても明らかに可動域が増して、クッション性の高そうな足首の状態になっていたので安心しました。時間があったので、ついでに反対の足首の可動域と両方の肩甲骨の競技中の可動域のイメージに対してもM Sをかけてそれぞれ必要な施術を行うと「オッケーです!」というところまで持っていくことが出来ました。めでたし、めでたし。本日は症状が劇的に変化する際に施術者側にも特定の兆候が発生しているのではないかという新たな仮説につながる現象にも出会うことが出来ました。これからも日々、探求あるのみです。

 

小さい時から通われている学生選手が成長し、それぞれの道を深めていく姿を見させていただくのはありがたいですね。試合が楽しめるといいですね。応援しています。しっかり寝て、大きくなって下さい。