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今回は前回に引き続き「マグネシウム」の役割の一部を紹介させていただきました。今回は今、テレビや雑誌、新聞でも取り上げられる事が多くなってきた「ミトコンドリア」。そこから生み出される「ATP(アデノシン3リン酸)」というエネルギー物質と「マグネシウム」の関係を漫画にさせていただきました。漫画の中では大体のイメージを掴んでいただくことを主眼としているためマグネシウムイオンとATPの複合体などの表現は使用せず、ものすごく噛み砕いた形で表現させていただきました。「身体の中で起こっていること」。これを知らずして、健康状態を改善するというのは土台無理な話です。テレビや新聞などで「○○に効く」などという広告が最近鬱陶しいほど目につきますが「効くって何?」を考えることをしなければ、発信者の都合のいいように情報に踊らされてしまいまいます。「効果は認められていませんけど、良ければどうぞ。」というような説明書付きの注射まで登場する世の中ですからね。知っておくべきことはちゃんと知っておくこと。小中学生からこのような基本を押さえて生活していれば、競技レベルはもちろん、学業の成績も必然的に良好なものとなるでしょう。多くの方々と接して思うのは、健康は「知識の有無」で大きな差が生まれる。これは事実です。
プロアスリートや学生スポーツの強豪チームが世界で通用する正しい栄養学に精通した専門家をブレーンとして迎えているのは、ここに「土台」を強固にする力があるからです。「土台」のない選手はいつも同じ怪我を繰り返し、その度に貴重な時間を失います。学生スポーツは短期戦。怪我をしている暇はないのです。栄養を細胞レベルで学びましょう。