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へいわの日常(高齢者講習に行ってきた)

運転免許の高齢者講習。これを話題にする場合に「そろそろ返さないといけないかなぁ?」とか「そろそろ歳だからね、私。」などのお言葉が「定番」といってもよいほど、年齢通りちゃんと衰えている方が多い中、素晴らしいご報告をいただく事ができたので思わず漫画にしてしまいました。

 

日頃、自分の身体に対する手入れの具合は「健康状態」に直結します。これは多くの方が理解されている事だと思います。しかし、頭で理解できていても、「行動に移せない」という事も多くの方に当てはまります。「やればできる。」の体現を目の前で拝見させていただくと嬉しいものです。

 

この70代の方に、決して「楽」とはいえない競輪選手も使用するトレーニングマシンでのトレーニングを私はなぜ勧めたのだろう…とふと考えてみると、この方の普段の日常生活における食生活を含めた「健康」に対する捉え方を私が知っていたからお勧めできたのだという事に氣がつきました。そうでなければさすがに出来ないよな…と。

 

通常、同年代の方が「競輪選手がやってる『例の』トレーニングをしたいんだけど」とおっしゃって来院されても恐らくお断りするでしょう。なぜなら、その方の食生活に関する情報がないためその方の「血液」の状態が全く予測不可能であるからです。食生活についてお聞きする事もなくある程度の負荷をかけたトレーニングを行う事はリスク管理の観点からも不可能です。血液は身体の土台。その血液の状態に大きく影響を与えるのは食事です。無視する事は出来ません。