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へいわの日常(日々、遠隔づくし:半年前から左手の親指が伸びない)

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

月に一度の定期メンテナンス。ずっと前から氣にされていた左手親指の痛みを伴う可動域制限のお話です。「歳だから」という言葉は怖いですね。自分自身の本来持っている「自然治癒力」というものの存在をすっかり忘れさせる最悪な言葉ですね。「誰かに、何かに」頼るしかない。この言葉を聞くと、そんな精神状態になってしまうという方が本当に多い。大切なのは「自分の自然治癒力」をちゃんと自覚すること。そこに目を向けるだけで、身体が変化するということは多いのです。

 

「歳だからもう絶対治らない。上手にこれと付き合いなさい。」と言われていていたにも関わらず、各種施術・運動療法で自然治癒力を発動させて症状を改善させ、数年前に「治らない」とご自身に言った相手に対して「治らないと言われましたが治りました。」とわざわざ言いに行った「強者」も過去にはいらっしゃいましたね。一言、「よかったですね。」で終わったそうです。そんなもんです。「治らない」の言葉の重みは。軽い、軽い。「この人は治った例を見たことがないんだなぁ。」という風に言葉を捉えて、「絶対に治ってみせる!」と闘志を燃やすくらいでいいと思います。発言者が「奮起」を促してわざと「治らない」と言って下さっている場合もありますから。

 

 

「治らない=私には打つ手がない」

 

(発言者は結論を出してしまっていますから、もう進歩はないですね。進歩する必要もないと思っていらっしゃる。おそらくとんでもない量の経験を積み重ねられた方なのだと思います。世界のすべての医学を知り尽くした末に出た結論。だから「治らない」が多くの人に対して自信を持って言える。この発言はなかなか出来ません。取られ様によっては相手の人生を暗闇に突き落とす可能性がある言葉ですからね。私なら自分の命は預けない。絶対に。打つ手がないのに頼る意味はない。「これは効かないですよ。」と書いてある薬を「効くことを信じて」飲む様なものです。書いてるじゃん。効かないって。言ってるじゃん。治らないって。・・・同じですよね。)

 

「歳だからあなたは治らない。」などと言われる筋合いがありますか。同い年で元氣な方はいらっしゃるでしょう。「私は治らない。」と自分で思うのは自由ですが。どうなりたいのかは、自分で決めて下さいね。歳は関係ない。どなたにも自然治癒力は備わっていますからね。