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コロナイフ(番外編)

先の見えない時代に「もし・・・?」を考えるのは大切なことだと思います。正解の見えない状況で様々なことを考え、行動する。その中で様々な事を学び、進んでいく。より良き日本になることを祈ります。それにしても・・・本当におかしなことが増えてきていますね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

患者さんに「こんな事をテレビで言ってたよ。」とお聞きして、流石に冗談だろうと思っていたら本当にネットニュースで調べられるほどちゃんと報道されている事なんですね。

 

まあ、これはねぇ・・・大丈夫だと思いますが、一応私が感じた事を書いてみます。

 

 

ワクチンの接種はもちろん自由なので個人の判断で決断すればいいと思うのですが、少なくとも

 

「テレビのニュースで言ってたから」・「新聞の記事に書いてあったから」

 

これらを根拠に情報を鵜呑みにして行動する前に「ちょっと考えてみたら?」というメディア側から視聴者や購読者に対するわかりやすい問題提起。ものすごくプラスに捉えてみることにします。

 

「男子に子宮頸がんワクチン」ですよ。

 

さすがに何か引っかかりますよね。「ちゃんと引っかかって下さいよ。そしてちゃんと考えて下さいよ。」という思考を促す問題提起。本当に優しいですね。

 

情報を発信する際に「スポンサーとの関係」を無視できないメディア側の事情を視聴者、購読者側がちゃんと汲み取らなくてはならない時代に我々は生きています。メディアに「スポンサーのための広告媒体」という側面があるというのは当たり前の事実。スポンサーの意向に沿った報道がなされるのは当たり前の事です。報道内容が事実と異なっていようが、事実に即していようが、

 

その情報をもとに判断して行動したのはあなたですよ。

 

 

(最終的には全部自己責任)

 

 

この事だけは忘れない方がいいですね。

 

対象となっている年齢の男子に対して思うのは、「打つか、打たないか」悩む前に

 

「子宮頸がん?子宮?無いぜ。俺。」

 

少なくともこんな思考のワンクッションがあって欲しい!

 

その後にいろいろ調べて、どんな決断をするのかは自由です。

 

テレビが言っているからというだけの理由で、自分に子宮が無い事を忘れてしまう。

 

そんな男子はいないと思いますが、日頃接する学生やその親御さんとお話しさせていただいていると、いまだに「テレビ・新聞」の影響力は本当に大きいので、一応書かせていただいた次第です。

 

 

「一応、ニュースで流すけど・・・(スポンサーとの関係があるので)」

 

「一応、記事にはするけれど・・・(スポンサーとの関係があるので)」

 

「我々に出来る限りの情報収集(記事の購入も含む)の結果をお伝えします。」

 

 

あとはちゃんと自分で調べて判断して行動して下さいよ。

 

行動の結果は自己責任ですからね。

 

 

 

今回の件はメディアからのこんなメッセージが込められているかもしれませんね。

 

ちゃんと調べて行動することがいかに大切かということを今回のコロナの大騒ぎでみんなが学んでいる最中です。「男子に子宮頸がんワクチン」というものが将来どのような結果を生み出すのかはわかりませんが、「女子に子宮頸がんワクチン」という過去に実際に行われた事で「何が」起こり、「なぜ」つい最近まで積極的な推進活動は控えられていたのか。関係する人全てが調べてみる価値はあると思いますよ。現在は「女子に子宮頸がんワクチン」は推進中ですから。

 

それにしてもまさか、「男子に子宮頸がんワクチン」とは・・・

 

無料接種という事は製薬会社に渡る「ワクチン代」は税金ですからね。