本当に「ありえない」の?

「先生、長崎に行ってきましたよ!」と患者さん(Aさん)。本当に素敵なお土産をいただきました。今日も面白かったですね!

 

Aさんが行ってこられたのは、「あんでるせん」という不思議なお店。私も一度だけ行かせていただいた事があるのですが、「世界の捉え方が大きく変わる」と言ってもいいほど衝撃を受けたお店です。そこに導いて下さった方々には本当に感謝しています。自分一人では出会えなかったお店です。

 

具体的な記述は控えますが、世界における「常識」というものがいかにちっぽけで狭苦しい世界であるか。これを痛感させられました。社会生活を営む上で「常識」が便利な部分もありますが、何でもかんでも「常識だから」という理由で思考停止に陥らないようにすること。この大切さを学ばせていただきました。

 

「常識的にはありえない事だけど、目の前で実際に起こった事はありえない事ではない。」

 

施術の現場において徹底的に事実を積み重ねていく当院のスタイルにこのお店で受けた衝撃が影響しているのは間違いないです。今日という日にこんな患者さんが来院されるご縁に心から感謝しています。ありがとうございました。

これが「普通」だと思っている人も世の中には存在する。目の前の事実がそうであるなら、当然です。結局、自分がどのように世界を捉えるか。それだけなんだと思います。おそらく思った通りになっている。「思う」ってどういう事?こういう事から自分自身を掘り下げていくと、見えてくる世界が変わってくるのだと思います。瞑想はおススメですね。自分の変化を感じるため、私も毎日行っています。変化するのが当たり前。「昨日の自分は昨日で死んでいるんです。」とまでは言いませんが、これも間違いだとは思いません。細胞の入れ替わりのスピードを考えると変化しない方がおかしいんです。材料が変わっているんだから変わらない方がおかしい。頭の中にある「自分像」が変わっていないだけで現実は容赦なく変わってます。日々刻々と変化する自分をどのように捉えるか。「いい・わるい」の判断はひとまず置いておいて、自分の「今」をただ観照する。これは大切だと思います。そうすると、鴨長明の「ゆく河の流れは絶えずして…」となるんですよね。(4年前に書いたブログを載せておきます。こんな事ばっかり考えているんですね。自分発見です。(^^)v)