本日は東京からAさんがご来院。山陰地方へ向かう旅行の途中にご紹介者のBさんご夫妻と一緒に寄って下さいました。ありがとうございました。決して一般的とは言えない施術をさせていただいている当院を御紹介いただける事にも感謝ですが、その施術の説明を受けて来院を決意される患者さんの勇氣にも感謝しております。
あっちやこっちが痛いAさん。特に両膝と首の痛みが強いとの事だったので、施術の説明をさせていただいた後、施術をスタートです。施術説明の時に・・・
院長「Bさんから施術について何か聞いてますか？」
Aさん「特に聞いてないです。とにかく行ってみてって。」
院長「そうですかぁ。ちゃんと怪しいって聞いてますか？」
Aさん「それは聞いてるので大丈夫です。（笑）」
院長「それは助かります。（笑）」
初めて来院される方とのよくある問答です。
さて両膝の痛みの施術ですが、結果から言うと「痛みゼロ」までは到達できませんでした。
階段を降りる動作での荷重時の痛みや怖さがあるとの事でその症状について施術させていただきました。痛みの軽減に伴う動作の変化はありますが、完全にスッキリではない。やはり悔しいですね。まだまだ実力不足です。
本日の膝の施術での収穫は「イメージで動作も明らかに変化する。」という事が再確認出来たことです。施術の途中で、
Aさん「今は階段を降りる時に痛い…というよりもバランスを崩しそうで怖い。こっちの方が氣になります。」
院長「なるほど。そしたら、階段を降りる際にバランスが取れた安定した姿勢のご自身のイメージをして下さい。」
Aさん「わかりました。」
・・・という感じで施術をさせていただき、いざ確認。すると、明らかに姿勢がスッと立った感じで安定感が出てくる。
Aさん「あ～、違いますねぇ。」・・・とその変化は感じられていたご様子。
当院での意識施術は「頭の中にあるイメージを実際の動作につなげる事が出来る可能性がある」という事に氣がつかれた患者さんはこんな感じで利用されます。例えば、
〇施術例その１
フィギュアスケート選手「ジャンプした後、空中で『身体をしめたい』んですけど、上手く出来ません。」
院長「身体を『しめる』イメージが私にはわからないんですが、その『しめる』イメージは出来てますか？」
フィギュアスケート選手「イメージは出来てます。でも身体が思うように動きません。」
院長「イメージ出来ているなら、いけるかもしれません。やってみますよ～。はい、背中の緑。」
（施術中・・・）
院長「どうですか？ちょっとジャンプして回転してみて。」
フィギュアスケート選手「あっ！出来てます！オッケーです！」・・・こんな事もあったり
〇施術例その２
野球選手「バッターボックスに入った時に首の角度をもっと左に向けたいんですけど、そうするとバットのスイングがうまくいかないんです。首の角度をもう少し左に向けた状態でもスイングがスムーズに出来るようになりますか？」
院長「わかりません。その動作のイメージは出来てますか？」
野球選手「出来てます。イメージは完璧に出来てます。でも身体がそのように動きません。」
院長「イメージ出来ているなら、いけるかもしれません。やってみますよ～。はい、腰のオレンジ。」
（施術中・・・）
院長「どうですか？ちょっとそこで構えてバット振ってみて下さい。」
野球選手「あ～！出来てます！えぐぅ！」・・・こんな事もあったり
〇施術例その３
サッカー選手「ドリブルをする際にもっと重心を下げてドリブルしたいんですけどうまく身体が動きません。」
院長「重心を下げてドリブルしている自分のイメージは出来るの？」
サッカー選手「それはたぶん出来てます。でもうまく身体が動かないんです。」
院長「イメージ出来ているなら、行けるかもしれません。やってみますよ～。はい、首の水色。」
（施術中・・・）
院長「どうですか？ちょっと駐車場でドリブルしてみて。」
サッカー選手のお父さん「はぁ・・・？明らかにさっきと違いますね。」
院長「・・・ですよねぇ。どうなってるんですかねぇ。この子。」
サッカー選手「行けます！めっちゃドリブルしやすい！」・・・こんな事もあったり
もう、キリがありません。（ほとんどがメインの症状の施術後の余った時間を利用したムチャブリタイムでの出来事です。）「自然治癒力」も凄いですが、「意識」も本当に凄い。
話が昔話にそれましたが、Aさんの首の痛みと明らかな可動域制限はちゃんと変化して下さったので良かったです。旅行の際に膝に少しでも痛みがあると氣になると思うので、「何とか」と思い施術させていただきましたが、まだまだ実力及ばずでした。たくさん歩いた後の身体の負担軽減のための「マグネシウム」をおススメさせていただきました。
Aさん、良い旅を！ありがとうございました！
