本日も盛りだくさんで楽しい一日を過ごさせていただきました。意識って本当に素晴らしいですね。すべてを書くと寝不足確実なのでダイジェストで書かせていただきます。
まずは何と言っても倉敷から来院のAくんですね。交通事故による鎖骨骨折の後遺症。可動域制限です。病院に通院しているが痛みが取れないとの事でご来院です。
結果、行けてしまったようですね。バンザイの動作、サッカーのスローイン。結構な勢いのボールが投げられるようになりました。素晴らしかったですね。
今日はAくんの前の患者さん(Bさん)がAくんの施術開始時にウォータベッドにかかられていました。ウォーターベッドが終わったタイミングで・・・
Bさん「施術を見学させていただきたいんですけど・・・いいですか?」
Aくんのお母さん「あぁ、いいですよ!心強いです!」
院長「(えっ?お母さん!マジ?)・・・Aくんは大丈夫?」
Aくん「大丈夫っス。」
院長「マジ?大丈夫?よっしゃ・・・。じゃあいきますか。(・・・なかなかの舞台が整ったなぁ。)」
初めての整骨院で、知らない人に見学されながら・・・なかなか度胸のあるAくんです。
(注:施術見学は一応Möbiussearchをかけてから可否の判断をさせていただいてます。患者さん本人が「オッケーです。」と仰っている場合でも施術に悪影響がある可能性は排除させていただくため、見学をお断りする場合があります。ご了承ください。基本的に施術の見学はご家族や紹介者のみです。)
私はまあまあのプレッシャーを感じながらの「ライブ施術」になる環境が整ってしまいました(笑)。ご家族や友人以外の方が見学しながらの初めての意識施術。しかも相手は多感な年ごろの中学生。これは初でした。変化が出なければBさんに何を言われる事やら・・・と思いながら(嘘です・・・変化するに決まってると思ってました。)いざ、施術スタートです。
施術前の意識施術の説明をさせていただいているときのAくんです。↓
本人がこんな事を思っていたかどうかはわかりませんが、毎度のことながら「伝わってないだろうな・・・」という状態からのスタートでしたね。お母さんも「???」でしたね。もう慣れました。このアウェーな感じ。ここは私のホームのはずなのに(笑)。
施術後のAくんの感じです。↓
施術の最初の一手目は「変化がよくわかりません。」とAくんは正直に言ってくれました。素晴らしいですね。お母さんも、見学されていたBさんも、一瞬「大丈夫か?先生?」という空氣になったのですが、初手の段階で動作自体は確実に変化していたので「この子は行ける。」と確信を持つことが出来ました。これもよくある事で、本人が氣がついていなくても、さっきまで動いていなかった部分が動き出していれば、肉体はすでに変化していますから、その動き出した部分を本人が認識すれば多くの場合、その症状は片付きます。(私も長年毎日患者さんと接していますから、細かい身体の変化には患者さんやご家族よりは氣が付くようになったのでしょうね。日々の積み重ねです。)先日のブログで紹介した「ぜんっぜん回らんでぇ~。」の患者さんのマンガのような感じです。
いつものように時間がかなり余ったのでムチャブリタイム、スタートです。
院長「何か、氣になることはある?」
Aくん「身長って伸びますか?」
院長「さあ・・・初めてのムチャブリです。やってみましょう。」
これは本人だけでなく、私も、お母さんも、Bさんも興味津々。
一応当院にある身長計で身長を測定すると「162.1」。これはお母さんにも確認していただきました。フェアプレー精神です。
意識施術後、測定すると「162.3」。Aくんの頭の上に載っている身長計の部分を上からトントン叩いてもそれ以下には下がりません。
一同「おぉ~!マジか!」
皆さん、身長は意識で伸びるのです!・・・と言いたいところですが、これは姿勢が変化しただけで、骨が伸びたわけではないと思います。たぶん(笑)。ただ、姿勢を変化させることは意識で十分に可能であるという実例は山ほどあるので、この類の変化だと思います。Aくんの周りの大人(私、お母さん、Bさん)みんなにわかるくらい姿勢がシュッとしましたね。他にもいろいろ実験しましたが・・・楽しかったですね。
意識施術をした後に変化するのは症状だけではなく「表情」。これに氣が付かれる方も多いですね。初めての整骨院という事もあり多少緊張があったのかもしれませんが、施術後はいい笑顔になったAくんを見てホッとしました。サッカー、素晴らしい熱血先生のもとで一生懸命頑張って下さいね。
その後、かなりお久しぶりにご来院のCさん。これも詳しく書きたいのですが、もう帰って寝ないといけないので印象的な一言だけ。
Cさん「なんでこんなことになるん?」
・・・わかりません。(笑)
その後、頸部から左肩にかけての何とも言えない痛みでご来院のDさん。ここでも学びが多かったのですが、そろそろ時間が・・・。施術の中での大きな氣付きは「Möbiussearchはおそらく痛みの犯人を追いこむような感じでポイントを提示している。だから、いきなり犯人は狙わない。各方面の逃げ道を順番に塞いでおいて、追い詰めて潰す。最後に『追い詰められた犯人がどこにいるか』というのは患者さんが正確に知っている場合がある。後半は患者さんの言葉にもスキャンの範囲を広げる事で施術が効率的に進むことがある」という事。(この記述は私自身の勝手な感覚ですからサラっと流していただければ結構です。)このブログ、私の日記の代わりとしての役割もあるのです。先々「あの時はこんな事を考えていたのかぁ。まだまだ未熟だったなぁ。」と振り返るために。日々、進化を続けます。
みなさん、本日も多くの学びを与えて下さりありがとうございました。楽しかったです。