本日も朝から晩まで学びの多い一日でした。ブログは書かないつもりだったのですが、感動が多すぎて。学びが多すぎて。寝不足になるのですべては書きませんが、日記程度に書かせていただきます。人間はスゴイです。
まずはAさんのお話。瀬戸大橋を渡って、ご主人さんと2度目のご来院です。杖をついての不安定な足取りでのご来院です。一般的に重症とされる症状の患者さんです。
本日ご来院時は歩行困難、待合の椅子から立ち上がるのも大変で、施術ベッドに腰かける事すら困難な状況でした。
ご主人さん「前回施術していただいてから、3日間くらいは調子がよかったのですが、それ以降はだんだんとこのような状態になりまして・・・」
・・・との事。まず、座れる状態になっていただかなければならないので、仰向けになった状態のAさんの足元から氣功を用いた施術を行い、まず座れる状態が取れるようになっていただきました。
そこから、いつも通りの意識施術のスタートです。一手施術をするごとに「どうですか?」とAさんにお尋ねすると、「やっぱり痛い」…「どうですか?」「やっぱり痛い」…「どうですか?」「やっぱり痛い」・・・この繰り返し。このブログでも何度か紹介させていただきましたが「やっぱりループ」です。
一般的に「重症」とされている症状を抱えてらっしゃる方ほど、この「やっぱりループ」に陥ります。ある程度は仕方ありません。だってAさんは今までに「もう無理だ。」って何回も言われ、ネットを調べれば「絶対に無理。」というような情報が溢れている。「やっぱり無理か・・・。」こう思うのは当然ともいえるでしょう。そこは理解しつつ・・・
・・・こんな事を私は平氣で言います。ムカつきますよ。酷い先生でしょ。鬼です。悪魔です。
ただ、数多くの意識施術の臨床経験を経て、確信があるからこれはハッキリと言い切ります。
「自分で自分を諦めている人で変化した人は一人もいない。」
・・・いいですか?「変化したい。」では弱いんです。変化するんです。自分で。自分の意識を最大限に使って。
当院は若干特殊な部分がありますから、比較的重症度の高い方のご来院が多いといえます。多くの方が「無理だ、無理だ、無理だ、無理だ。」こんな事をいろんな方々から今まで言われまくってる方が来院されます。「無理だ、無理だ、無理だ、無理だ。」と過去に言われまくった方々からのご紹介で。
これだけなんですよ。「無理だと思いますか?そう思うなら・・・無理です。」
当院の意識施術のスタートラインは「本人が無理だと思っていない事。」ここです。本人が無理だと思っていなければ何でも変化するという意味ではありません。口先で「いけます!」というだけの薄っぺらなものでもありません。言うなれば、「覚悟」とでも言いますか。一般的に「無理。」と言われる症状に対して、それを覆そうとしているのです。常識的には無理であるなら、非常識な方法で覆すしかないですよね。そこに向かっていくときにご本人が「無理です。」となっていては、どうしようもないのです。意識施術は魔法ではありません。大雑把に言うと自然治癒力へのアプローチ方法の一つと言えるでしょう。
・・・細かい部分は割愛しますが、Aさん。このお話をさせていただいた後、激変でしたね。驚きました。
ご主人さん「ホントに意識ですねぇ。」
この言葉がすべてを物語るほどの変化です。ただ、この変化に対してご本人が当然と思えるか、またはそうでないのか。ここの部分が重要になるというお話をお二人にさせていただきました。今後予想される身体の変化について、悪い部分の予想も含めて、そういった状態にどう向き合うのがよいのかという事について、私の思う所をお話させていただきました。お二人とも笑顔で当院を後にされたので、私もやるべきことはやれたのかな・・・という心境になりました。
その後にご来院いただいたBさん。30年来の右肩の可動域制限がもうありません。
・・・もう、驚きです。凄まじい。
Bさん「押入れの上の棚に荷物を片付けるのも右手を添えることが出来たわ!右手を使いすぎて、肩が痛いです。これをどうにかして下さい。」
院長「了解です。では、いつも通り、痛みの無いイメージです。・・・はい、背中の緑です。」
(院長施術中・・・ついさっきの感動のお話をさせていただきました。)
院長「どうですか?」
Bさん「はい、大丈夫です!」
院長「今日も早く済んだので、顔、しましょうか?スッキリと!」
Bさん「いいですね。お願いします。」
・・・こんな感じでスッキリです。ニッコリ笑顔で終了です。
そして最後にCさんがDさんと来院です。詳しくは書きませんが、
Dさん「もう、これは手術して切るしかないんじゃ!って車で言ってたよなぁ~。」
・・・と前回同様に車の中での会話を暴露。そして
Dさん「Cさん、今、どんな?痛みは?」
Cさん「楽じゃなぁ~。・・・少しは痛いんで。少しは。」・・・と言いながら、痛い足の部分を床にガンガン打ち付ける動作。
院長「それ・・・大丈夫なんですか?」
Cさん「う~ん・・・大丈夫じゃなぁ~。」
・・・本当に面白い方々にご来院いただいてます。
本日も素晴らしい一日を過ごさせていただきました。ありがとうございました。
明日はおそらくブログは休みます。寝ます。