長期に渡る痛み。もしかするとエネルギーのバランスが悪いのかも。

本日も結局ブログ、書いてます。皆さん凄すぎます。本当に今日はサラっと書いて帰ります。

 

朝のトレーニングのAさん。急遽、一緒にトレーニングするはずだった方がキャンセルされたためマンツーマントレーニングとなりました。

 

院長「今日はマンツーマンです!」

Aさん「え~!」

 

心がこもってましたね。「嫌だぁ~!」に聞こえました(笑)。ハードですからね。

 

今年からパーソナルトレーニングに切り替えてみるみる体力が向上しているAさん。やはり、記録を取りながら少しずつ負荷を上げていけば年齢に関係なく筋力は向上するのです。だんだんと実感されているようでよかったです。

・・・さて、本日は施術考察のようなブログになります。

 

本日は初来院のBさんです。ご紹介者のCさんと一緒にご来院です。大学生時代にバレーボールをしていて靭帯断裂を起こして手術をした左足首の痛みがしゃがんだりする動作をする際にいまだに傷むと仰る60代の女性です。左膝前十字靭帯の断裂も経験されていて左脚の状態がとてもよろしくないのですが、現在もバレーボールの指導に携わられているそうです。

 

Bさん「しゃがもうとするともう痛くて痛くて…。ほら、腫れているというかむくんでいるというか。右と左で太さまで違うんです。」

院長「なるほど・・・ちょっと、しゃがんでみて下さい。」

Bさん「(恐る恐るしゃがむ動作をしながら・・・)こんな感じです。」

 

院長「了解です。しゃがめるイメージをして下さい。いきますよ~。」

 

・・・と本来ならスタートするのですが、Möbiussearchの段階で明確に「しゃがむイメージではない。」という事が直観として生じたため、急遽・・・

 

院長「他に氣になることはありますか?」

 

・・・という質問に切り替えました。初診の方にこの部分を説明しても怪しくなるだけなので何も言いませんでしたが、この「直観による方向転換」はMöbiussearchをやっていて本当に面白いところです。

 

Bさん「う~ん、右肩の動きも悪いですね。動かすと痛いし、引っかかる感じがする。」

院長「では、それがスムーズに動くイメージでいきますよ~。はい、背中の緑です。」

 

・・・こんな感じで施術をしたら3手ほどで右の肩の変化にBさんが氣付いてくれました。客観的に見ている私とCさんは1手目ですでに右肩の動きが明確に違う事は確認できていたのですが、Bさんはまだ明確にはわかっていない様子だったので2手、3手と続けさせていただきました。そこでやっと氣付いていただけました。(氣が付くのに時間がかかるという事がこの段階でわかったんです。)

 

今から思えば、『左足首の長年の痛みをどうにかする。』この最大の目的を達成するためにMöbiussearchの「直観による方向転換」があったように思います。

 

簡単に言うと「私の身体は意識で変化する。」という体験をBさんにしていただくための身体からのサインとして「いきなり左足首に行くな。」という明確な方向転換の指示だったように思います。ただの想像ですけどね。

 

いきなり左足首に行っても良かったのかもしれませんが、もしかするといきなり行くと「左足首は変化していても本人が氣が付かない可能性が高かったのでは?」と思うのです。氣がつかなければ当然Bさんは「意識で長年の左足首の痛みの変化が出るわけがない。」という常識的な考えに意識が支配されてしまいます。こうなると「やっぱり」が明確な形で顔を出し始めます。これが出てくると厄介なのは以前のブログで再三お伝えしている通りです。

 

この「やっぱり」の回避の為、わざわざメインの左足首よりは軽度な右肩の「可動域制限と痛み」という症状で、意識施術に対する精神的な免疫づくりのようなことが起こったのではないかと思うのです。

 

いきなりしゃがむ動作が出来るイメージをしていただくのではなく、まず右肩で意識で身体は変化するという体験をしていただいた後に左足首の施術を行ったらどうなったか。

 

・・・当然、いけましたね。本人が変化するという事を頭ではなくて身体で理解しているから。変化して当然なのです。(証明できないので「おそらく」・・・と付け加えておきます。)

 

Bさん「これはスゴイです。本当にしゃがめます。スッとしゃがめる!不思議~!」

 

・・・皆さんと同じリアクションです。常識外れ過ぎて、不思議としか言いようが無い。私もそう思っていますから。医学と呼ばれるものをとっても浅くですが、学ばせていただいているので、私が感じている不思議さは患者さんよりもおそらく深刻です(笑)。

 

その後にも「直観による方向転換」が起こったので、今日書かない予定だったブログを書くことになりました。これは先々の為に記録しておいた方がよい(笑)。

 

Bさん「左足首はもう大丈夫ですけど、左足の小指が痺れる感じがまだあります。」

院長「では、それが無くなるイメージで・・・」

 

・・・ここで「直観による方向転換」です。「もっと、左足首の可動域を意識させる。」と。

 

院長「もう左足首は大丈夫だと思いますけど・・・もっと緩むイメージって出来ますか?」

Bさん「わかりました。やってみます。」

 

(院長施術中)

 

院長「どうですか?」

Bさん「あっ!左足首、もっと楽です!」

院長「お~!素晴らしい!」

Bさん「先生?」

院長「はい、何ですか?」

Bさん「小指・・・もう大丈夫です(笑)。」

 

院長・Cさん「マジで?!」

 

・・・人間の身体ってどうなってるんですかね?(不思議な事が起こりすぎて、寝不足が止まらないんですけど・・・)

 

ハッキリ言えるのは、何をイメージするかで結果が大きく変わる。その部分に対する精度をより高めていけば施術の質はより向上する可能性があるという事。Möbiussearchというものを深めていくための新たな指針が生まれました。こういう発見が楽しいのです。仮説検証の繰り返し。正々堂々、事実を積み重ねて、現場たたき上げの技術で進んでいきますよ。

 

その後に初来院のDさんも来院されましたが、この方も面白かったです。

 

書きません。書けません。皆さん凄い。

 

 

その他、本日も以前行っていた施術と現在行っている施術を融合させた「新たな施術の話」など怪しい話を普通にさせていただける方々が多く来院され、充実した一日を過ごさせていただきました。

 

ありがとうございました。まだまだ、追及していこうと思います。

 

 

明日の朝一番の予約がキャンセルになったためブログを書く時間が出来ました。これも必然ですね。ちゃんと明日もコンディションを整えて施術に向かわせていただきます。明日は10時スタートです。