
久々のブログ更新です。日々、自然治癒力について臨床現場で学ばせていただいております。本当に毎日毎日、驚きの連続です。当分マンガを描くのは諦めました。描いていたら寝られません。
しかし…ブログは書こう!と思う出来事が一昨日ありました。とても不思議な楽しいひと時だったのでちょっと書かせていただこうと思います。
ご来院いただいたのは、当院での特殊施術を経験されたことのあるAさんです。瀬戸内国際芸術祭の展示ブースのコンクリートの階段で転倒して足首を捻挫したとの事でご来院。一緒に会場に行ってたお友達からは「頭の怪我は大丈夫?」と心配されるほど壁におもいっきり頭をぶつけてたらしく、なかなかダイナミックに転倒されたそうです。たまたま手すりが無かったそうです。展示物も大切ですが、まず足元注意ですね。

足を引きずった感じで駐車場を歩かれている姿が院内から確認できていたため、
院長「ちょっと今回は重症な感じだなぁ…」と心配していたところ
Aさん「折角なんで、動画を撮ってビフォーアフターやりましょう!」と提案された時は驚きました。
このご自身の自然治癒力に対する絶対の信頼。これは経験者特有のものですね。皆さんこんな感じです。ご自身にちゃんと自然治癒力が備わっているという事が身体でわかっていると本当に不安が少ないそうです。素晴らしいですね。

当院ホームページのトップページに施術前後の動画をダイジェストで編集したものを載せているのですが、施術直後の動画があったのでこのページに掲載させていただきます。
本当はこの動画を載せたかったのですが、私の撮影ミスで最も面白い…というより感動的な場面の動画を撮り損ねてしまい、その直後の「ほぼ音声のみが記録された動画」が出来てしまいました。画面がほぼ真っ暗という状態で音声のみで一分強、当院ホームページを初めてご覧いただく方にお見せするのはいかがなものかとの思いから、こちらのブログで公開させていただきます。(トップページの動画も近々公開をやめてこのページに収める予定です。やらせにしか見えないので。泣)ご来院中の方々にはこの感じが伝わってくれるのではないかと思います。自然治癒力の存在を理解された方々と、毎日こんな感じです。↓

Aさんから心温まるお話も聞かせていただけました。
Aさんがコンクリートの階段で転倒して足首を捻挫して、足を引きずりながらお友達と会場を歩いていた時に、そのAさんの姿を見た淑女Bさんが…
Bさん「あなた、大丈夫?ずいぶん痛そうね・・・。あっ、そうだ!」
…といってバッグからサッとウォーキング用の折り畳みの杖を取り出して使える形にしてから、
Bさん「はい、これ使って!」
こんな感じで杖をAさんに渡されたそうです。Aさんは「いやいや、大丈夫です!」とお断りしようとしたところ
Bさん「いいから使って!あったほうが少しは楽でしょ?(ニコッ!)」
Aさん「いやいや、そんな・・・」
Bさん「いいから!返さなくていいから!使って!ねっ!(ニコッ!)お大事に~!」
こんな感じでBさんは颯爽とその場からスッと立ち去られたそうです。
Aさんはご自身の怪我の事以上にBさんへの感謝の思いを何度も口にされていたのが印象的でした。
怪我で繋がるご縁もあるのですね。
