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小・中学生のための強くなるマンガ (細胞膜の油と「みんな」編))

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

今回は前回の「細胞膜の油のお話」を掘り下げてしようと思っていたのですが、やはり知識を得る前に得た知識を実際に活かす土台としてご自身の「考える力」について言及しなければならないと思い至り急遽内容を変更させて頂きました。現代の様々な現実を目の当たりにするにあたって「みんな」というものの捉え方を若い年代の皆さんがちゃんと認識をすること。これは非常に大切なことです。本作品中にも登場したセリフですが、

 

「『みんな』はただの『数』、『質』を保証するものではない。」

 

果たしてこれをどれくらいの人が理解しているのだろう?この理解のなさがどれだけ多くの必要のない不健康を招いているだろう?「質」を求めるべきタイミングで「数」にその質を担保するかのような意味づけを意図的に行う者、その者が多くの人々の「迷い」を生じさせる。このような状況は本来あるべきではない。しかし、次々と問題が発生している現状の原因を考えてみると「みんな」というものの本質を多くの方々が捉えられていない事に起因しているように思えてなりません。

 

「みんな」と一緒でいい事と、「みんな」と一緒でなくともいい事。

 

これを自分で判断できるようになる事。これは命を守る上で本当に大切な事となっています。盲目的に「みんな」を追うのは危険です。小・中学生の時から自分の判断力を磨くために様々な事を学ぶ習慣をつける事。この事が競技力向上や健康増進に間違いなく繋がります。