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小・中学生のための強くなるマンガ(細胞膜とトランス脂肪酸編)

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

今回は「細胞膜の油の話」の最初の段階として「細胞膜とトランス脂肪酸の関係」を描かせて頂きました。本作品中にもありましたが、トランス脂肪酸は米国のニューヨーク市では具体的な対策が2007年の7月1日から実際に開始されています。実際に資料画像も作品中に登場させておりますが、

 

この資料は「農林水産省」のホームページです。

 

スマホやパソコンを持っていれば誰にでもアクセスできる情報源です。自分で調べてみて下さい。学校生活では骨の髄まで「答えを教えてもらう習慣」が染み込みます。

 

「ここはテストに出るから覚えておくように。」

 

先生のこの言葉を聞き逃さないように授業に臨んでいる学生さんも多いでしょう。ここだけ覚えておけばテストの点数は稼げるのですからそれでもいいのかもしれません。しかし、学校の先生はもっと大切な事を学生の皆さんに教えて下さっているはずです。テストには出ないけれども「生きていく上で大切な事」をちゃんとお話して下さっている先生はいらっしゃるでしょう。そのようなお言葉を聞き逃さないように授業に臨むことで「先生」に「教室」で学ぶ意味があるのです。

 

教科書の本読みだけで授業が終わるなら、先生いらないですからね。

 

家で教科書を熟読して、丸暗記してテストで満点とればいいだけの話。先生の存在価値はありません。先生から何を学ぶか。それは教科書の内容だけではない。様々な疑問をぶつけて、しっかり答えてもらうこと。学生さんが何の質問もしなければ、先生の頭も磨かれません。日々の教室で、先生の頭がピカピカに磨かれるように自分でちゃんと考えた上で「素朴な疑問」をぶつけてみて下さい。自分で調べもせずに何でもかんでも聞きまくる人がたまにいますが、これを「馬」とか「鹿」とか言います。とても残念ですね。

 

先生はあなたの辞書ではありません。あなたを磨く砥石です。あなたも先生を磨く砥石です。どちらもパッパラパーのツルツルでは砥石の役割は果たせないのです。ちゃんと砥石となれるように自分で調べるという事は忘れないでください。

 

教育のレベルは国のレベルとして必ず肌で感じる事になります。

 

さて、今の皆さんの肌で感じる「日本」はどうですか?心地よいですか?