
A選手のおばあちゃんが来院されました。(前回のブログはこちらです。)
院長「こんばんは!A選手はどうですか?」
おばあちゃん「それがねぇ・・・。もうバスケやってるって!(ニコッ!)孫もだいぶ驚いているみたい!」
院長「お~!素晴らしい!よかったですね!安心しました。」
おばあちゃん「本当にお世話になりました!」
院長「いえいえ。A選手の自然治癒力の賜物です。」
おばあちゃん「いやいや、そんな。」
院長「当院はスポーツ外傷の方が『週末試合があるんです』って感じで来院されることが多いのですが、実際に現場で動けているって報告を受けるまでは不安なんです。」
おばあちゃん「そうなんですか?」
院長「そりゃそうでしょう。私にはオレンジとか緑のエネルギーが背中から本当に入ってるのかどうかなんてわかってませんから(笑)。実際にその場で指は動くようになってましたけど、私の中では『ほんまかいな』って部分がどうしてもあるんです。一般の方に比べると医学を多少学んでいるから余計に『ほんまかいな』は強いですね。私の知ってる常識ではありえない。自然治癒力が凄いというのは経験上よくわかっているのですが、いまだに『ほんまかいな』はぬぐえないですね。」
おばあちゃん「へ~、そういうもんなんですねぇ。あの子、かなり助かったみたいですよ。」
院長「まあ、よかったです。やっぱり素直な選手は変化が早いですね。もうこれは法則と言ってもいいくらい。こんな怪しい施術を受けに来るんだから度胸もある。(だから、ほぼすべての患者さんが紹介で来院されます。紹介でしか来院しようとは思わないと思います。自分が患者さんの立場でも紹介がなかったら来れないですね。怪しすぎて。(笑))施術を完全に疑ってる選手は不安というか不信感に包まれた感じにどうしてもなってしまうので、施術中にご自身の身体に集中出来ないんです。その結果、本来の自然治癒力が発揮されずに終わる。本当にもったいないのですが、こんな事もたまには起こりますから。」
院長「A選手、いい経験をさせていただきました。楽しかったです。素直な選手の自然治癒力はスゴイです。」
おばあちゃん「ありがとうございました。」
院長「こちらこそ、ありがとうございました。」
院長「あっ、おばあちゃんはどうですか?この前の症状は変化してますか?」
おばあちゃん「あ~あれねぇ。この前、マグネシウムを勧めていただいたでしょう?毎日飲んでたら、あの症状はもう消えてますね。よっぽど不足してたのかしら?」
院長「わからないですけど、行動を変えて身体が変化したなら、その行動は身体に少なからず影響を与えたんでしょうね。ある程度予測は立てられても、実際に何でもやってみなければ結果はわからないですから。まあ、よかったです。」
おばあちゃん「ありがとうございます。助かりました。」
今日も良い一日でした。人間はスゴイ。
